■周辺案内
三笠ホテル
ショーハウス
碓氷峠鉄道文化村
軽井沢タリアセン
絵本の森美術館
エルツおもちゃ博物館
軽井沢おもちゃ王国
浅間園
鬼押出し園
白糸の滝
浅間牧場
マウンテン牧場
浅間記念館
嬬恋村郷土資料館
花木園
浅間大滝
鎌原観音堂
千ヶ滝
シャクナゲ園
池ノ平湿原
|
鎌原観音堂
鎌原観音堂は、群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原にある観音菩薩を祀る礼堂です。天明3年(1783年)7月8日、火口より13Kmにある鎌原村は、浅間山の大爆発による火砕流に襲われ、壊滅。この際、火砕流に気づき、階段を上り観音堂まで避難できた僅か93名のみが助かりました。この災害では当時の村の人口が600人程であり、477名もの人命が失われました。昭和54年の観音堂周辺の発掘調査の結果、石段は50段あることが判明、現在の地上部分は15段であり、その少し下で女性2名の遺体が発見されました。この2名は、階段の目前で発見され、観音堂へ逃げようとしたが間に合わなかった噴火時の状況を克明に映しています。また、下流の吾妻川では、川原から観音堂(旧延命寺)の石標も発見されました。村がまるごと飲み込まれたことから、東洋のポンペイと呼ばれ、その様子は隣接した郷土資料館に展示してあります。
|